不動産買取のメリット

不動産買取とは、物件を不動産会社に買い取ってもらう方法です。得られる主なメリットは、次の4つです。

不動産を短期間で現金化できる

仲介では不動産会社を通して買い主を探す必要がありますので、不動産を現金化するのに半年以上かかるケースも少なくありません。不動産買取ではその手間が不要ですので、早ければ1ヶ月程度で現金化することも可能です。

住み替えローンがしやすい

住み替えローンを組む場合は、住まいの売却と新居購入の決済日を同じ日にすることが必要です。不動産買取でしたらあらかじめ売却額がわかりますので、新しい住まいを購入する計画が立てやすくなります。不動産買取は売れ残る心配がありませんので、決済日を調整しやすいです。

売却することを周囲に知られない

不動産買取では、内覧の受け入れや、チラシやポータルサイトなどへの広告掲載もせずに済みます。そのため、近隣住民に知られずに不動産を売却することが可能です。

契約不適合責任が免除される

契約不適合責任とは、契約内容とは異なるものを売却したときに売り主に課される責任のことです。不動産買取では、ほとんどの場合、売却後の契約不適合責任が免除されます。

不動産買取のデメリット

主なデメリットは、次の2点です。

売却額が市場価格より安い

不動産買取価格は、市場価格の7割程度になります。不動産会社は物件を売却する前にリフォームやリノベーションなどを行い、それらの費用を売却額から差し引くからです。

物件によっては断られる

前述したように、不動産会社は物件を再販します。そのため、あまりにも状態が悪くてリフォームなどの費用が高額になる物件や、立地条件が悪くて買い主が見つかりにくい物件などは断られるかもしれません。

仲介のメリット

仲介の主なメリットは、以下の2点です。

市場価格での売却ができる

不動産買取では売却額が市場価格の7割程度に下がってしまいます。一方、仲介では市場価格に則した価格で売り出せます。不動産買取よりも高く売却できる可能性が高いのが最大のメリットです。特に立地のよい物件は人気が高いため、高額売却が期待できます。

希望の価格で売り出せる

仲介では最終的に売り出し価格を決めるのは売り主です。査定額はあくまでも目安ですので、査定額より高く設定できます。不動産買取では、不動産会社が提示した査定額がそのまま売却額になるため、ご自身が希望する価格と折り合わないケースも少なくありません。

仲介のデメリット

主なデメリットは、次の2点です。

売却までに時間がかかる

不動産買取は不動産業者とのやり取りだけですが、仲介は販売活動、内覧者の受け入れ、価格交渉などを行いますので、一般的に3カ月以上かかります。少しでも早く不動産を現金化したい方には向かないかもしれません。

費用が高くなる

仲介では、成功報酬として仲介手数料が発生します。また、売却に時間がかかるほど、維持費や固定資産税もかさみますので、結果的に売却までにかかる費用が不動産買取価格より高くなってしまうケースも少なくありません。

仲介売却をご検討中の方は、株式会社President's Agentにご相談ください。査定や買い手探しはもちろんのこと、不動産の売買に付随する様々なサポートを行っており、お困りごとを安心してご相談いただける存在を目指しております。少しでも売買にご興味がございましたら、まずは一度相談してみませんか。